ネコのいろいろな病気 5
・角膜炎
眼瞼の内反症、外傷、異物などが原因で、細菌の感染、化膿、潰瘍(角膜潰瘍)を起こす場合と、体の内
部からの疾患に関連して潰瘍を起こすものがあります。
・瞬膜の露出
瞬膜はふつう、内眼角(目がしら)にわずかに見えるものですが、下痢や条虫の寄生、あるいは発熱、熱性の病気などでは、瞬膜が露出して涙を流すようになります。
目ヤニが多いネコは、結膜や角膜に炎症がある場合、眼瞼内反症、眼瞼炎、流涙症などに見られて、目ヤニの他いろいろの症状が現われます。
・新生児眼炎
生後2週齢以内の子猫に発病する急性の化膿性結膜炎で、ブドウ球菌および大腸菌などが原因菌であり、ヘルペスウィールスやカリシウィールスも原因となることがあります。
この他、全身性の病気では、感染症のすべての病気、熱性の病気、急性・慢性胃腸炎などに見られます。
まぶたがはれるのは、眼瞼炎、結膜炎、角膜炎、瞬膜の浮腫を伴った露出などによって起こります。
・新生児眼炎
前記の原因で発病して、化膿性の目ヤニを目がしらから分泌して眼縁全体が腫脹し、びらんを起こして出血や脱毛が目立ち、進行して角膜炎、角膜潰瘍、前房にまで穿孔して、房水漏出や水晶体脱臼などの重篤な症状となります。
また、眼瞼の機械的刺激や、花粉そのほかのアレルギーによっても起こります。


