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2010年08月 アーカイブ

ネコのいろいろな病気 3

また、全身的なけいれんを起こした場合。


・てんかん


真性てんかん(遺伝的要因、原因不明の機能的要因)、症候性てんかん(髄膜腫、リンパ肉腫、トキソプラズマ症、クリプトコッカス症、猫伝染性腹膜炎、脳脊髄炎、中毒性疾患、チアミン欠乏症、低血糖症、低
カルシウム血症、尿毒症、水頭症、酸素欠乏症、子猫の回虫症、などによる)があって、病気によってけいれん(強直性・間歌性けいれん)、意識の欠如を起こします。


・子瘤


産褥性テタニーまたは低カルシウム血症といわれて、多産のために栄養不足、体内のカルシウム量不足で強直性のけいれん、昏睡などを起こします。


・上皮小体機能低下症


上皮小体からのホルモンの分泌が少ないか、または欠如した場合に、全身性の筋肉けいれん、および発作性けいれんを起こします。


猫の目は、暗闇でも見えることと、距離を早く測定できることなどの特徴があって、瞬膜という角膜を保護する機構を備えています。


暗闇でも見える理由として、網膜の裏にタペタムという光を反射する層があることや、網膜にも明るさを感じる桿状体が多くなっています。


さらに瞳孔(眼球の中の小さな瞳で、目の中に光を入れる)の調節が極めて自由で、暗いところでは瞳孔を大きく開いて光を充分に入れることができます。


逆に強い光に対しては、瞳孔を収縮させて対応します。


この瞳孔反射のすばやさ、左右の目が前面にあることは、距離の測定に有利とされています。


また、瞬膜はふだん目の内側にしまわれていますが、ホコリや小枝から目を保護し、腺からの分泌液で角膜をうるおしています。


このように昼夜ともに充分に働く目を持っているわけで、それだけ目は重要な器官ともいえます。


この大切な目の異常には、注意をはらってやらなければいけません。

ネコのいろいろな病気 4

涙がいつも出ているネコは、以下のような場合が考えられます。


・流涙症


涙液が眼縁よりあふれ出る状態をいい、感染症、涙器の奇形、涙器疾患などによる発生が多く、鼻が
極端に短い顔面の形態をしたペルシャ猫に多発します。


また、眼瞼炎、眼瞼欠損、眼瞼の内・外反、瞬膜の露出、角膜炎、角膜潰瘍、急性緑内障、涙道の通過障害およびガス、煙、冷風、異物などによって起こります。


・眼瞼の内、外反


眼瞼が内方に湾曲して皮膚の毛が角膜を刺激したり、眼瞼結膜が外面にめくれて起こります。


ペルシャ猫にみられる内反は、下眼瞼の目尻に多く現われます。


・眼瞼炎


眼瞼の皮膚の炎症で、刺激のある点眼液の使用、および肢でこすった創傷、結膜炎、角膜炎、涙嚢炎、脂漏性皮膚炎または膿皮症からの波及、毛包虫や猫痂癬の眼瞼皮膚への寄生などによって起こります。


・眼瞼欠損


先天的な異常で、瞼の一部が発育しないで欠損したものに見られます。


また、大きな欠損では逆に角膜が乾燥します。


・結膜炎


急性または慢性に起こる病気で、ウィールス性疾患、眼瞼内反症、眼瞼の皮膚病、ホコリまたは薬品
の刺激などにより起こり、眼瞼をめくって見ると、赤く充血したり、ピンク色の浮腫状、赤いブツブツができるものがあります。

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