ネコのいろいろな病気 3
また、全身的なけいれんを起こした場合。
・てんかん
真性てんかん(遺伝的要因、原因不明の機能的要因)、症候性てんかん(髄膜腫、リンパ肉腫、トキソプラズマ症、クリプトコッカス症、猫伝染性腹膜炎、脳脊髄炎、中毒性疾患、チアミン欠乏症、低血糖症、低
カルシウム血症、尿毒症、水頭症、酸素欠乏症、子猫の回虫症、などによる)があって、病気によってけいれん(強直性・間歌性けいれん)、意識の欠如を起こします。
・子瘤
産褥性テタニーまたは低カルシウム血症といわれて、多産のために栄養不足、体内のカルシウム量不足で強直性のけいれん、昏睡などを起こします。
・上皮小体機能低下症
上皮小体からのホルモンの分泌が少ないか、または欠如した場合に、全身性の筋肉けいれん、および発作性けいれんを起こします。
猫の目は、暗闇でも見えることと、距離を早く測定できることなどの特徴があって、瞬膜という角膜を保護する機構を備えています。
暗闇でも見える理由として、網膜の裏にタペタムという光を反射する層があることや、網膜にも明るさを感じる桿状体が多くなっています。
さらに瞳孔(眼球の中の小さな瞳で、目の中に光を入れる)の調節が極めて自由で、暗いところでは瞳孔を大きく開いて光を充分に入れることができます。
逆に強い光に対しては、瞳孔を収縮させて対応します。
この瞳孔反射のすばやさ、左右の目が前面にあることは、距離の測定に有利とされています。
また、瞬膜はふだん目の内側にしまわれていますが、ホコリや小枝から目を保護し、腺からの分泌液で角膜をうるおしています。
このように昼夜ともに充分に働く目を持っているわけで、それだけ目は重要な器官ともいえます。
この大切な目の異常には、注意をはらってやらなければいけません。